『お・り・が・み 正の闇』林トモアキ

12/30にはもう読み終えていたのだけど。新年一発目の感想。
今度こそ正の闇という話なのかと思えば、そうではないのが林トモアキクオリティ。

今度は魔王と勇者のシステムの話。
ついに第二メタ構造に到達。内容自体はそれなりにありきたりな気もする。具体的に例を挙げよといわれると考えてしまうけど、特に目新しいわけでもない、というかこういうのはみんな一回くらい考えるんじゃないだろうか。

重要なのはその上の第三メタ構造の有無だなぁ。

普通にいろいろ気になるのは、みーこさんの真意がどっち側なのかとか、鈴蘭のアレが限定動作なのか常時動作なのか再更新を前提とした常時動作なのかとか。

もう5巻なのに、1巻と同じペースで場を転がせるのはすごいけど、さすがに総情報量が多くなってて重くなってる弊害が大きくなってるなぁ。かなり何がどうなってるのかがわかりにくくなってるっぽい。次の大転換に耐えられるのかが見所。