『戦闘城塞マスラヲ Vol.5 川村ヒデオの帰還』林トモアキ
マスラヲ最終巻。420点(8.5/10)
いやあ、すばらしい。
最近のマスラヲの展開から、最後の一巻でこのレベルまで行くとは予想していなかった。一巻ても二巻分くらいの厚さはあるけど。
- ○○チームが××チームに負けた件
- ××チームが勝つ理由を持っているというよりは、○○チームが負ける理由をもっているということなんだよなあ(「話としてまずい」ということ以上に○○チームという存在の思想的に)。そこは非常によくわかるのだけどこれまでの展開を考えると、展開に強引さがあるのは否めない。
- ここらへんの理屈は(というか聖魔杯のルール自体がそうなんだけど←内的にも外的にも必然的に)東方のスペルカードルールとかとも繋がる発想だよなあ。
- ここらへんの話をするにはドラゴンボールGTを避けて通れないと思うおいら。
- 思想的に
- 『お・り・が・み』も『マスラヲ』も、人間(?)賛歌であって、その両者はつながってはいるのだけど、個人的に共感できるのはどちらかといえば鈴蘭の方だなあ。いや、どっちと割り切れない部分のが多いけど。
あんまり隠すほどのことでもないけど、残りはネタバレ。
- 続編
- マジでやんの? いや、読みたいけど。
- やるとしたら内容的にザ・スニで連載形式だろうか。
- ミスマルカと両立できるんじゃろか。作者のバイタリティ的にもキャラ的にも(ヒデオとマヒロはそれなりに近い攻撃パターンなので、万が一「手加減」につながると悲惨)